2009年4月16日木曜日

譜面探し

本日も、以前注文していたスコアが入荷したとの連絡を頂いたので、
楽器店まで取りに行って来ました。
しかしオケのフルスコアとは言え、別の編曲家によりメドレー式になっているものでした。
価格も安いし、幸いにも調べたい箇所がちょこちょこと抜粋されていたので、
そのまま購入決定。
その足で渋谷から代官山を歩き、色々買い物をしつつiPodに入れていた原曲を聴きながら
早速スコアチェック。

やっぱり面白いなぁ。
数百年も前に完成している楽器の扱いを、アレンジと奏法によって現代映画にもそのまま
使えている事に驚きます。

本日購入したスコアは、Harry Gregson-WilliamsThe Chronicles of Narniaです。
今まで1stと2ndVlがユニゾンだとばかり思っていた旋律が、実は交互に別の事をしていて、
結果として1本のラインに聴こえる、というアレンジの妙技を発見したり、
こんな譜面の書き方があるんだなぁ、と感心するばかり。
譜面から得られる情報の多さに改めて驚かされます。
自分の曲をスコアで書く場合にも、実際に奏法や解釈などの記戴で
頭を悩ます事が多々あるので、とても良い資料となりました。
何よりも楽しい!

しかしそれにしても国内だと欲しい楽譜が手に入らない。
楽器屋に問い合わせても出版社の取扱いが無いなど、理由は様々。
最もピアノアレンジが施された楽譜は多々あるのだけど、旋律やコードは聴けば解るし。
あくまでも、作家独自の手法を学びたい訳で、その資料となる媒体が、
事実上サントラ盤として出ているCDか、DVD/Blue-Rayといった映画作品自体のみしか無い。
UCLAとかの図書館では現代の映画音楽のスコア原本が保管されていると聞きますが、
そんな環境で音楽に関われたら楽しいでしょうね。

と、書いていたら、ふと学生時代に国立音楽大学の付属図書館が関連書籍/譜面の扱いが
国内最大と聞いた事を思い出したので、早速webで調べてみる事に。
すぐに目的の情報に辿りつき、見てみると・・・、部外者への利用も認めているとの記述が!
これは利用せねば。

一回利用に500円、年間の利用に5000円の2種類あるようで、
場合によっては年間利用を検討しようかな。
まずはどの程度の規模なのか、自分の必要とする譜面や書籍、その他資料があるのか、
一度足を運んでみるとします。

うーん。。。立川まで行くのが最大の試練な気がする。
ちょっとした遠出を楽しみつつ、素晴らしい楽譜に出会える事に期待しよう。



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