2009年5月19日火曜日

USB3.0

いよいよUSB3.0の実用化となりそうです。


http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/18/048/index.html

業界だと現状、FireWire>>>USB2.0で、スタジオ終了後に
「このHDDにデータコピーしておいて」とディレクターから手渡された
HDDがUSB2.0だったりすると、ちょっと「!?」な感じなんですが、
今後はFireWireのHDDとか手渡したらお寒い感じになるんだろうか。


転送速度の理論値は以下の通り。

USB2.0      480Mbit
USB3.0      5Gbit
FW400(1394a-2000) 400Mbps
FW800(1394b-2002) 800Mbps(拡張仕様だと3200Mbps)

理論値的にはFW400よりもUSB2.0の方が勝るわけですが、
FWはSCSIコマンド体系をベースに設計されているので、
転送速度が安定しており、CPUへの不可も低い為、
結果としてUSB2.0よりも実用性で勝ります。

とは言え、USB3.0の転送速度は突き抜けすぎていて、
今まで25GBのデータ転送に14分必要としていた時間が、
70秒で転送可能との事。
何気にスタジオで作業終えた後のデータコピーって
関係者分を対処すると1時間くらい掛かりますもんねぇ。
これは助かる。

だけど、この時間に世間話に花咲いて、
新しい技術話や手法、次回の指針など、
ある意味大切な話も交わされるんですね。
この時間が少なくなるのは、ちょっと寂しい感じもします。

こうして見ると2009~2010年は、SSD/USB3.0/CPU分散処理、と
かなり大きく作業環境の強化が行われる気がします。
2009年末のMacProにはUSB3.0を搭載してくるだろうし、
今からMac貯金をしておくべきですかね。


こんな情報一つでも仕事のモチベーションが上がる不思議。



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