2009年6月3日水曜日

続・作業環境変更計画

サブのPCが組み上がりました。
色々調べた結果、スレーブ用途として使用する場合は、
CPUのクロック性能よりメモリ/ストレージの処理速度の方が重要という結論に。
結局core2duo(E8500)の8GB(RAM)に決定。
corei7にしてメモリをDDR3で、というのがベストなんでしょうけど、
1年以内にMacOS/ホストシーケンサの64bit化が進んだ場合、
どの道ホストをNehalemに換えるだろうし、スレーブ側はcore2duo+SSDで
十分だろう、と考えました。
とは言えcorei7にしても予算あまり変わらないんですが・笑。
浮いたお金でNASでも導入した方がデータやり取りのストレス減るかなーと。

さて、そんなこんなでVIENNA ENSEMBLE3運用開始。
いやーここまで環境が改善するとは正直思いませんでした。
これまでも結構マメに環境構築してきたつもりだけど、
正直、単純な物量作戦(?)の方が効果あるとは。
セッションファイルを開くのにも、再生時にすら時間が掛かっていたのに、
もう新規セッション並みのレスポンスに衝撃を受ける。
それもその筈、従来は5弦編成書こうと思ったら単純に
1stVL、2ndVL、VA、VC、CBと5トラックにVIを立ち上げていた訳だけど、
これがVE1つで良くなる。
当然、CPU処理やメモリ使用も微々たるものなので、
弦、木管、金管、パーカッションと割り振っても4トラックで終わり。
本当ならここはピッコロで・・・でもメモリぎりぎりだし・・・
フルートのままでいっか。なーんて妥協が無くなるし、
何よりギリギリの状態で作業をし続ける精神的なストレスが無くなるのは良い。
基本的には音楽を創るのが目的であって、そこに集中したい訳です。

しかしここまで来ると、ホスト側にソフトシンセ立ち上げて実パフォーマンスを
低下させるのはどうなんだろう?と思えてくる。
ホストはAudioデータとエフェクト群、各種オートメーションを扱う程度に
留めておく方が良い気がしてきたなぁ。
Nehalem導入したら今のMacProもスレーブに回すだろうし、
マスター1台+スレーブ3台にしようかな、と考えていたり。
というのも、EastWest関連も現在Playエンジン部がv1.25なんですが、
メニューの中に"Network"って項目があるんですね。
近々これらPlayエンジン関係もネットワーク対応するみたいですし、
何と言っても期待出来るのが、VIENNA ENSEMBLE3の時期バージョンである
PROは、VSTiプラグインにも対応するとか(!)
NI製品とかもスレーブPCに分散出来るのは非常に大きい。
ここ1年以内に次の様な環境を構築出来たら良いな、と考えてます。


MacPro(master1) - PC1(VI用1) - PC2(VI用2) - PC3(NI&Play用)


64bit版OS+潤沢なRAM+SSDの組み合わせは、間違いなく今後のスタンダードに
なるだろうね。
Logic/ProToolsユーザは必然的にMacをマスターにせざるを得ないけど、
スレーブのOS区分は関係ないので、予算10万ちょいで今の環境を大幅に向上出来ます。

ただね、大問題が一つ。
この手の大掛かりなセッションをスタジオに持ち込んだ場合、
殆どのスタジオでセッションを開く事が出来ないか、出来たとしても著しく
作業速度が低下しそうなこと。
今ですら、弦の差し替え程度でスタジオ持ち込んでギリギリなんですよ。
下手すると自宅の環境の方が快適だったりする。
未だにProTools7.3とか導入しているのを見掛けると、勉強と研究しとらんなぁ、
と思っちゃいます。色々事情はあるのでしょうけど。
基本的に「相性」「バグ」「ウィルス」の意味も解らず連呼する人は信用ならん。


さてさて、環境も整った事だし実践投入してみます。

それではまた!

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