昨日より新たなプロジェクトが始動しています。
クライアントの方々と第一回目の打ち合わせだったのですが、
これがとてもユニークで面白い!
毎度の事ながら、まだまだ詳細はお話出来ないのですが、
手渡された資料がとても変っていて、恐らく音楽のお仕事上、
いや、他分野での中でも類を見ない資料じゃないのかな、これは。
変っているけど非常に解りやすく的確な資料になっていて、
こんな視点で物事を捉えている思考の柔軟さに驚いた。
いきなりこの打ち合わせに出席したら、難解すぎるパズルのようで
頭が混乱していたと思うけれど、今回も素晴らしいディレクションのお陰で
理解度も早かった。
監督さんと作家の間に入って通訳して下さる方の存在は偉大だなぁ、ほんと。
行き先や手段の指示、時には潤滑油にもなって頂けて、長い航海も安心出来るんですね。
音楽の制作方法もかなり特殊な試みで、とても斬新な手法になりそうなので、
機会があればこれにも触れます(2年後くらいカナ・・・?)。
当然ながら、これまでの制作方法とは異なるので、
音符を書き始める前に入念な設計図(構成図)を書き上げてから楽曲に着手。
この設計図だけを作るのに4時間くらい掛かったものだから、
実際に音が鳴り始めたのが日付変更後とかになりました。
設計図をあれこれ考えているのと平行して、音楽的なアプローチやフレーズも
並行してメモしていたので、音を鳴らし始めてからはとても早かった感じ。
既に全体を通しての音楽的な骨組みは完成したので、今日からは
音楽的な肉付けと関連付けを丁寧に書き上げて行こうと思います。
これが一番大変で時間も掛かるのだけど、最も楽しい作業でもあるんですね。
音楽は、ある意味完成された理屈なのだと思うけど、
それ以上に感性に委ねる部分が大きいものだから辞められない。
今日も良い曲書けますように。
そしていつの日か、これらの楽曲が皆様の心に響きますように。
いつも心に音楽を。
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